
こんにちわ!人の歯並びをついつい見てしまうORARYのまっきーです!
実は今コロナの影響でマスクしている間に
歯列矯正して歯並びを良くしたいと思う人増えてます!
実際に矯正市場は2019年に18.7億ドルだったのが、2030年には43.2億ドルに達すると言われています。

引用:https://www.nextmsc.com/report/orthodontics-market
そこで第一候補にあがるのは今流行りの「マウスピース矯正」ですよね。
歯に金具をつけるワイヤー矯正と違って
周りの人にバレにくく、いつでも取り外しができるメリットがあります。
ただマウスピース矯正って本当にいいことだらけなんでしょうか。
そんなことを思って当記事に辿り着いたあなた!鋭いです!
もちろんマウスピース矯正にはデメリットがあります!
デメリットをしっかり理解していないと
高いお金をかけて後悔することになります。
やってよかったと皆さんが思えるように
マウスピース矯正のデメリットを7つにまとめました!
特に最後のデメリットは重要なので
ぜひ最後まで見てくださいね!
Contents
マウスピース矯正のデメリット ①装着時間が長い
ワイヤー矯正と違って、マウスピース矯正は自分で自由にマウスピースを取り外しすることができます。しかしその反面、1日に22時間以上マウスピースを装着する必要がある点がデメリットです。

つまり飲食時以外は常に装着し続けることになります。
これがめちゃくちゃつらいです!
取り外せないワイヤー矯正と違ってマウスピース矯正は覚悟が必要なんです。
装着時間を守らないと歯並びが良くならない
マウスピース矯正は先生から伝えられた1日の装着時間を守らないと正しい効果が得られず歯並びが良くなっていきません。
「患者自身の自己管理能力によって治療結果に差が出てしまう」
というのが最大のデメリットと言えます。
装着時間を守らないとシミュレーション通りに矯正治療が進みません。場合によっては再度歯型をスキャンしてマウスピースを作り直す必要もあり、どんどん治療計画が後ろにずれていきます。
いつでも外せる、というのはメリットでもありデメリットでもあるんですね。
マウスピースはいつ外していいの?
基本的に水以外のものを口にするとき以外はマウスピースを外す必要があります。
なので何かを口にするときは1日に何回も
- マウスピースを外す
- マウスピースを洗う(トイレや洗面所)
- マウスピースを拭いて乾かす
- マウスピースを専用ケースにしまう
- 食事をとる
- 歯磨きをする
- マウスピースをつける
という手順を繰り返すことになります。

近くに洗える場所がないときはティッシュで拭くなどして、乾いた状態にしてからしまうようにしてください。
歯磨きをする時間がない場合も、最低限マウスウォッシュなどしてから装着し、時間がある時に歯磨きするようにしましょう。
これらの1日の流れを想像するだけでも慣れるまでちょっと大変そうですよね。
ただワイヤー矯正と違って、マウスピースを外して普段通り食事ができ、歯磨きもしっかりできるのは大きなメリットです。
マウスピース矯正のデメリット ②飲食の制限
マウスピースを着けている間は食事ももちろん飲み物は水以外飲んではいけません。
特に以下の3つは避けるようにしてください
- お茶、コーヒー、ワイン:着色の原因になります
- 清涼飲料水、甘い飲み物:虫歯の原因になります
- 熱い飲み物:マウスピースが変形します
勘違いされがちなのは”透明な飲み物ならOK”という間違った認識です。
例えば「いろはす みかん」などの味がついた透明な飲料です。
これは着色こそしませんが、清涼飲料水にあたります。
なのでマウスピースを装着したまま飲んで、そのまま放置すると虫歯の原因になります。
エナジードリンクやスポーツドリンクもマウスピース矯正中はNGです。歯とマウスピースの間に糖質が入ると虫歯リスクが高まります。
基本的に水以外を摂取するときはマウスピースを外す。外せないときは食事をしないように注意しましょう。
マウスピース矯正のデメリット ③顔が変化する
歯列矯正をすると、歯並びがキレイになることで、顔全体のバランスも整うことがあります。
- 横顔(イーライン)が綺麗になった
- フェイスラインがくっきりして小顔になった

ただし場合によっては以下のようなことが起こります。
矯正後に老けて見えることがある
矯正後にキレイになるどころか、「頬がこける」「ほうれい線が目立つ」ことがあります。
頬がこけて見えるのは、矯正している1年前後の間に固い食べものを避けるため、頬や口周りの筋肉が衰え、一時的に頬がこけてしまうためです。ただし食事が戻れば頬の筋肉も見た目も戻っていくので安心してください。
ほうれい線が目立つのは、もともと出っ歯だった人が矯正のために抜歯をして前歯を引っ込めた場合に、前よりもほうれい線が目立つことがあります。
これは出っ歯のときに皮膚を押し上げていた部分の歯が後ろに下がって、突き出た口元の皮膚がたるんでしまうために起こります。
事前にしっかり先生に相談しよう
矯正をして歯並びが綺麗になったのに老け顔になってしまうことを避けるためには、適切な治療計画をたて、事前に想定される皮膚のたるみや対策できることについて説明をしてくれる歯科医院で治療を受けるのが良いでしょう。
ただし先生の力だけではどうにもならないこともあります。
自身のスキンケアや顔の筋肉を鍛えるなどの努力も必要だということを忘れないでください。
マウスピース矯正のデメリット ④治療可能な歯並びの症例数が少ない
はっきり言ってマウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて
対応できる症例数が少ないことがデメリットです。
マウスピースでは対応できない症例
- 重度の叢生:歯がデコボコに生えている
- 抜歯する本数が多い:歯の移動距離が長い
- 重度の受け口や出っ歯:上の顎、下の顎のどちらかが前に大きく出ている
- インプラントを何本も入れている:矯正で動かせない
※ただし歯科医院によって判断は異なります
※ワイヤー等と組み合わせることで対応できる場合もあります
不正咬合(ふせいこうごう)一覧:

ただし年々治療できる症例は増えている
「私は歯並びがかなり悪いからマウスピース矯正はできないよね…?」
と思っている方も諦めてはいけません!
難しいとされていた症例もマウスピース矯正で治療できるケースが年々増えています。
さらに最後の仕上げや治療の一部をワイヤー矯正と併用して行うことで治療ができる可能性があります!
なので歯科医院を選ぶ際は、マウスピース矯正だけでなくワイヤー矯正の経験も豊富な矯正専門医を受診することをおすすめします。
マウスピース矯正のデメリット ⑤虫歯治療の影響を大きく受ける
まず現在虫歯があるのであれば治療をしてから出ないとマウスピース矯正はできません。
マウスピース矯正中は虫歯リスクが高まります。
歯の形が変わらない程度の虫歯であれば、その場で治療を行いますが、万が一範囲が大きく、深い虫歯になってしまった場合、虫歯治療を行ったあと再度マウスピースを作り直す必要があります。
その場合、有償となることが多いので虫歯にならないようしっかり歯磨きを行いましょう。
マウスピース矯正のデメリット ⑥破損、紛失の可能性がある
これは結構不安な人多いんじゃないでしょうか。
マウスピース矯正を1年続けるだけでも、約50枚のマウスピースを一気に受け取ることになります。
家が散らかっていたり、よく物をなくすという人は気をつけて管理をしないと次のマウスピースに交換しようと思ったら見当たらない!というトラブルが起こってしまいます。
マウスピースが割れることもある
またマウスピースを外す際や、夜寝ている時の歯ぎしり、食いしばりなどでマウスピースが割れてしまうこともあります。
マウスピースはポリウレタン製で割れやすいため扱いには注意が必要です。
紛失した場合どうすれば良いか
ではマウスピースを無くしたり、割ってしまった場合どうしたら良いのか。
安心してください。型をとったデータが歯科医院に残っているので再度作り直すことが可能です。

ただし、作り直すには時間がかかりますし、その間は直前のマウスピースをつけ続けなければならないので治療計画が後ろにずれる場合があります。
くれぐれもマウスピースの取扱いには注意しましょう。
マウスピース矯正のデメリット ⑦良い歯科医院の見極めが難しい
現在マウスピース矯正の取扱い医院は急速に増えています。
ワイヤー矯正をやったことがない一般の歯科医院がマウスピース矯正を始める例も多いですが、マウスピース矯正には矯正治療全般に対する十分な理解と経験が必要です。
そのため知識や経験の浅い歯科医院が、無理のある治療計画を立ててしまい失敗するケースも出ています。歯並びが良くならないだけでなく、逆に噛み合わせが悪くなることもあります。
こうなってしまってもマウスピース矯正の失敗後の状態で受け入れてくれる歯科医院は少なく、基本的に転院は難しいので最初に選ぶ歯科医院はものすごく重要です。
治療計画を立てるドクターによって治療結果に大きな差が出る
マウスピース矯正は、取り扱っているアライナーの種類(インビザライン、キレイラインなど)や担当になる先生の知識、経験、技術によっても適応症例は大きく異なります。
歯列矯正は、矯正を専門的に学んでいなくても歯科医師免許さえ持っていれば行えるため、先生ごとの経験の差が非常に出やすい治療です。
マウスピース矯正はワイヤー矯正ほど職人的な技術は要求されないものの、「口腔内の状況だけでなく患者さんの生活習慣も踏まえて正しい適応診断を行えるか」が治療の成果を大きく左右します。
患者側から優秀な医院を判断することは難しい
では自分に合った歯科医院はどうやって見極めれば良いのでしょうか。
これは正直、歯科に精通していないと難しいと思います。
- 取り扱っているマウスピースはどんな種類があるか
- 矯正治療を専門に行っている歯科医院か
- 豊富な症例の治療経験があるか
などありますが、一つだけお伝えするとしたら
「歯並びの見た目だけでなく、噛み合わせまでしっかり考えてくれる」
かどうかが見極めるポイントです。
初回カウンセリングの時に、見た目が良くなればいいんですと伝えたら、先生がそれを肯定せず噛み合わせも重要なんですよと熱弁してくれれば間違いないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マウスピース矯正のデメリットは以下の7つでした。
①装着時間が長い
②飲食の制限
③顔が変化する
④治療可能な歯並びの症例数が少ない
⑤虫歯治療の影響を大きく受ける
⑥破損、紛失の可能性がある
⑦良い歯科医院の見極めが難しい
特に⑦の皆さんにあった歯科医院を見つけることはなかなか難しいです。
そこでORARYでは公式LINEアカウントで矯正相談を受けつけています。
簡単なヒアリング後に、患者さんごとのより良い歯科医院をご紹介させて頂きます。
ぜひお気軽にLINEから相談してくださいね。
