
こんにちわ!人の歯並びをついつい見てしまうORARYのまっきーです!
今流行りのマウスピース矯正ですが、
子どもにもやらせてあげたいという親御さんも多いと思います。
ただ気になるのは費用面ですよね💰
始める時期によって子どもの矯正は安く済みます。
適正時期は、乳歯と永久歯が混在している6歳〜11歳頃です。
(すべて永久歯に生え揃うと大人と同じ矯正扱いになります)
適正時期を逃さないために
各種費用をまとめましたので最後までご覧ください。
Contents
子どものマウスピース矯正の値段相場は平均10~50万円
子どものマウスピース矯正の値段相場は平均10~50万円と言われています。
大人のマウスピース矯正が平均80~100万円なので、約半額で済みます。
矯正においては早めにやると何十万もお得になるんですね。
ではなぜ大人より安く済むのでしょうか。
子ども用のマウスピース矯正はオーダーメイドではない
大人の矯正は口腔内を光学スキャンという機械を使って、
データ化した歯型を元に、マウスピースをオーダーメイドで作っていきます。
3Dプリンターや歯科技工士さんの手によって手作業で作成し
その人専用でマウスピースを作るためどうしても高額になってしまいます。

ただ、子どものマウスピース矯正は複数あるサイズの中から子どもの口の大きさにあった物を選ぶだけです。
そのため大人の矯正よりも比較的安価で済みます。
子どもの歯は大人よりも動きやすく矯正しやすい
また子どもの頃は骨が柔らかく、歯が動きやすいため矯正治療がスムーズに進みます。
また痛みも少ないことが多いです。
大人になり永久歯になると骨もしっかり固定されるため、指定の位置に歯を移動させるのは一苦労です。
矯正の大変さがまったく異なるので、その分料金にも差が出てしまいます。
子どものマウスピース矯正を始める前にかかる値段 平均5.5万円
子どものマウスピース矯正の平均相場は10~50万円と言いましたが
まず始まる前にカウンセリングや検査費用がかかります。

その内訳をみていきましょう。
初診相談、カウンセリングは無料〜5,000円ほど
初診相談、カウンセリングは、
- 歯並びや噛み合わせの状態
- 矯正に関する子ども・保護者の希望
- 現在気になっていること(主訴)
などを先生が詳しくヒアリングします。(所要時間:約30分~1時間)
こちらは基本的に検査前なので無料で行っている医院も多いですが
5,000円ほどの費用がかかる場合もありますので事前に確認が必要です。
精密検査は約5万円
初診相談やカウンセリング後に治療を希望した場合、
精密検査のためレントゲン撮影・歯型採得・写真撮影・咬合確認などを行い、
検査結果をもとに後日改めて治療計画(問題点、期間、目的、方法、治療費)の説明を行います。
(所要時間:約30分~1時間)
歯型採得に関しては歯に石膏を押し当て歯型をとるのが気持ち悪いという人もいると思います。
最近は口腔内スキャナーといってペン型の機械が主流になっています。
スキャナーの先にカメラが付いていて口腔内を一周することで
簡単に歯型の3Dデータを作成することができるんです。

子どものマウスピース矯正の治療別 値段相場
実際に子どもの矯正治療にはいくらかかるのでしょうか。
治療方法によって費用も異なりますので今回は
- マウスピース矯正(筋機能訓練)
- マウスピース矯正(インビザラインファースト)
- プレート矯正
の3つをご紹介します。
矯正方法 | 値段 | 治療期間(目安) |
---|---|---|
マウスピース矯正(筋機能訓練) | 約10万円 | 3~8ヶ月 |
マウスピース矯正(インビザラインファースト) | 40~60万円 | 1年〜2年 |
プレート矯正 | 30~50万円 | 1年前後 |
マウスピース矯正(筋機能訓練)
一番安い矯正方法が筋機能訓練を兼ねたマウスピース矯正です。
大人の矯正のように歯を動かすのではなく、歯並びが悪くなる原因を治療する方法です。
歯並びが悪くなる原因:口腔習癖(口呼吸・舌の悪い癖・飲込みの悪い癖など)を改善し、
アゴを正常に発育・成長させて綺麗な歯並びにしていきます。
日中の1時間と寝る時だけの装着で、早ければ半年前後、長ければ1年以上かけて改善できます。
また、歯並びを悪くする原因を取り除くので矯正治療後も後戻りもしにくくなります。
新しい選択肢。子ども用インビザライン(インビザラインファースト)
これは2019年に新しく始まった子ども専用のインビザラインです。

今までは子ども用のマウスピースというのは筋機能訓練のものしかありませんでした。
これは成人用と同じ口腔内をスキャンして作るマウスピース矯正です。
インビザラインファーストは拡大床と呼ばれる歯列を横に広げて、
歯並びをきれいにする装置を付けなくても顎や歯列の大きさをコントロールに加えて、
1つ1つの歯を動かして歯並びをきれいにすることが可能です。
成人の場合1日に20〜22時間以上装着することが望ましいですが
子どもの場合は歯が柔らかいため、16〜18時間でも良いとする先生もいらっしゃいます。
ただどうしても親御さんが装着時間等の管理をサポートしないといけないのがデメリットです。
ワイヤー矯正と違って子どもでも簡単にはずせてしまいますので
装着時間を守るためには飲食後にちゃんと歯磨きや付け直すことを管理してあげないと
矯正が進んでいかないため注意が必要です。
プレート矯正
プレート矯正は上記の拡大床のことで、子どもの身体の成長を利用して骨格を広げていく小児矯正でオーソドックスな矯正方法です。
骨格が広がることで歯がきれいに並べるスペースをつくれるため抜歯しなくて済む可能性が高くなります。
口腔内にプラスチック製などのプレートを装着しますが、
オーソドックスなワイヤー矯正よりも痛みが少なく目立たないため、子どもの負担が少ないです。
子どものマウスピース矯正の値段を安くする方法
子どものマウスピース矯正は、大人の矯正と同じく基本的に自由診療です。
そのため保険は適応外となります。
ただし子どもの歯列矯正は、子どもの成長や機能改善のための治療行為として認められているため、
医療費控除の対象となる可能性が高いです。
実際医療費控除の計算方法
医療費控除の計算は以下のようになります。
ちょっとややこしいかもしれないので実際いくらもらえるのか計算してみましょう。
医療費控除でいくら返ってくる?
では実際の例をみてみましょう。
- 矯正治療費:50万円
- 年間所得:300万円
所得税 (50万円-0円-10万円)× 10%=4万円
住民税 (50万円-0円-10万円)× 10%=4万円
→還付金合計:8万円
矯正費用も所得も現実的な数字で出してみましたが
この例だと8万円も返ってくる計算となります。

実質50万円が42万円で受けられるということになります。
これは嬉しいですよね!
子どものマウスピース矯正が値段が高くてできない方へ
それでも高いという人にはコープ共済が適応できる場合があります。
単純な歯並びを綺麗にしたい、見た目をよくしたいというだけであれば
保険も共済も適応されません。
ただ顎変形症など病気の治療の場合、コープ共済等の対象となる可能性が高いです。
コープ共済の対象事例
コープ共済の対象となるのは厚生労働省が認める疾病です。
対象の疾病としては
- 顎変形症
- 唇顎口蓋裂
- ダウン症
- 筋ジストロフィー
などがあげられます。
共済金がおりる条件、金額
共済金がおりるためには以下の条件を満たす必要があります。
- 外科手術を受ける
- 指定の医療機関へ行く
- 指定の矯正装置を使用する
コープ共済の入っているコースにもよりますが数万円の共済金がおりるようです。
【手術共済金計算方法】
手術共済金=(手術共済金額)×(手術ごとに定められた支払倍率 歯科は10倍)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
永久歯が生えそろうまでの6歳〜11歳までの間に矯正をすることで
数十万も矯正にかかるトータル費用が安くなります。
場合によっては医療費控除や共済も使えるので
まずは矯正歯科に行って相談してみてください。
ただ子どもにあった歯科医院を見つけることはなかなか難しいです。
そこでORARYでは公式LINEアカウントで矯正相談を受けつけています。
簡単なヒアリング後に、患者さんごとのより良い歯科医院をご紹介させて頂きます。
ぜひお気軽にLINEから相談してくださいね。