
こんにちは!
日本中の女性のキレイになりたい!を応援をするORARYのなおです!
早速ですが、みなさん、マウスピース矯正がAmazonで売っているのご存知ですか?
市販のマウスピースって寝るときに装着して歯ぎしりをやわらげる簡易的なものだよね?
と思っていたのですが、なんと歯並びを治せる商品もあるらしいとの噂。。
そんな噂を聞いてしまっては、マウスピース矯正マニアの私としては試さずにはいられない!
ということで今回はズバリ!「市販のマウスピース矯正って意味あるの?!」について徹底調査いたします!
Contents
市販のマウスピース買ってみた!
今回私が買ったマウスピースがこちら↓
Cutona(キュトナ) デンタルマウスピース 3段階でのケア 取扱説明書付き
価格:¥2,580
3ステップで装着して寝るだけのタイプだそうです。
市販のマウスピース矯正を開封!
実際に開封してみました!
硬さの違うマウスピース3種類と取り扱い説明書、専用ケースが入っています。
市販のマウスピースの使い方
昼間に1〜2時間前後、夜間の装着は1日8時間前後装着をするようです。
使用方法
・第一ステップ
1ヶ月を目安に使用してください。
・第二ステップ
第一ステップ終了後、2ヶ月を目安に使用してください。
・第三ステップ
第二ステップ終了後、3ヶ月を目安に使用してください。
市販のマウスピースを使った感想は?
シリコン状のマウスピースです。
口にマウスピースを入れると今までに感じたことのない違和感がありました。
上下がセットになっているタイプなので、しゃべることができないため、
日中1〜2時間マウスピースをつけたまま生活するのは厳しいと感じました。

そして、歯が動いたという感覚はありませんでした!!笑
マウスピースの種類

マウスピースには矯正だけでなく、様々な種類があります。
下記にまとめてみました!
マウスピースの種類
①矯正治療の目的のマウスピース
②歯ぎしりから歯を守るためのマウスピース
③あごの関節を守るためのマウスピース
④いびきを直すためのマウスピース
⑤スポーツ用のマウスピース
それぞれの効果にあったマウスピースがたくさん販売されているようです。
市販のマウスピース効果なし?
ある程度歯列が整っていて、スポーツなどで歯を食いしばる習慣があったり、歯ぎしりの習慣があるため、
歯を守るためのマウスピースがほしいという場合には使用可能なようです。
ですが、私が使用した市販のマウスピースでは、歯は動きませんでした。
そのため矯正の効果はありません。
むしろ、市販のマウスピースをつけて「歯や顎に痛みが出た」「口が閉じられなくなった」「余計に歯並びが悪くなった」といった症例もあるようです。
安価で購入でき、手軽に始めることができますが、市販のマウスピース矯正には多くの危険が伴うのです。
食いしばりや歯ぎしりを放置するとどうなる?

みなさんはふだん、食いしばりや、歯ぎしりをしていませんか?
日本人の70%の方が歯ぎしりを経験していて、
多くの人が自覚していないことが分かっています。
歯ぎしりは
①歯を摩耗させる
歯が徐々に摩耗し、歯がもろくなると、欠けたり、折れたりすることもあります。
②知覚過敏症を発症する
歯ぎしりによってエナメル質が削られていくと、その下に存在している象牙質が露出します。露出した象牙質は、冷たいものや熱いものを敏感に感じ取ります。
③詰め物・被せ物が脱落する
詰め物や被せ物は、想定外の力がかかると、脱落することがあります。レジンやセラミックの場合は、「修復物が欠ける」ということもあります。
④顎関節症を引き起こす
歯ぎしりによる強い圧力は、歯や歯周組織だけではなく、顎の骨や筋肉にも負担を強いります。とくに、顎関節にかかる負担は大きく、顎関節症を引き起こすこともあります。
⑤歯周病を悪化させる
歯ぎしりによって強い力が加わることで、歯茎や歯槽骨の炎症が悪化し、歯周病の進行も促進させます。
⑥咬合性外傷を引き起こす
歯周病と同じように歯茎や歯槽骨が破壊されていく病気です。
⑦歯並びが悪くなる
歯に対して強い力がかかり続けると、歯が移動を始めます。すると、歯並び全体が乱れ、かみ合わせにも異常が生じます。
歯ぎしりを放置してしまうと歯に多くの負担がかかり、悪影響が出てしまいます。
マウスピースには歯ぎしり用のマウスピースもあります。
こちらも市販でも販売していますが、歯科医院でも5000円ほどで購入できるので相談してみてもいいかもしれません。
市販のマウスピース矯正のメリット
歯科医院でのマウスピース矯正に比べて、圧倒的に費用が安いです。
歯科医院に定期的に通わなくてもいいため、忙しい方でも手軽に手を出しやすいというところがメリットです。
市販のマウスピース矯正のデメリット
市販のマウスピース装置は、今回私が購入した決まった形のマウスピースを歯にはめるといった製品や、お湯や電子レンジで装置を温めて柔らかくした状態で口に入れてかむことで自分の歯型に合ったようになるものなどがあるようです。
ですので、必ずしも自分の歯並びに合うとは限られません。
また、日本人の場合、あごのスペースが足りず歯が並びきらないために歯並びが悪くなっているケースが多く、矯正を行う際に抜歯して歯がおさまるスペースを作る必要があります。
なので市販のマウスピース矯正をつけても望むような口もとは手に入らない可能性が高いのです。
「マウスピースを自分ではめるだけ」と聞くと簡単なことのように思えますが、歯を動かすことにはリスクをともないます。
例えば、歯に力をかけすぎることで歯根が吸収されてしまい、歯が抜け落ちてしまうなどの危険もあるのです。
また、歯科医師や歯科衛生士の目が行き届かないので、衛生面でもリスクが伴います。
しっかりと自分の歯にフィットせず、歯や顎に痛みが出る、口が閉じられなくなった、逆に歯並びが悪くなった、などといった危険性もあるようです。
まとめ
商品のレビューはいかがだったでしょうか?
実際に使ってみた結果は効果なしでした(笑)
安さと手軽さがとても魅力的な市販のマウスピースですが、市販のマウスピースを使用することの危険性をおわかりいただけたでしょうか?

歯科医院でしっかり自分の歯にあったマウスピースをつくり、健康な歯をしっかり維持できるようにしましょう!
ORARYではマウスピースについてのお悩みの相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください!
ではまたお会いしましょう!