マウスピース矯正のよくある失敗パターンとは?後悔しないためのチェックポイントも解説!

監修医情報 :

ゆりこ先生

            

・カリタス女子高等学校卒業
・日本大学歯学部卒業
・大学病院矯正科勤務

 
らーゆ社長

こんにちは!
マウスピース矯正大好き!
ORARY(オラリー)のらーゆ社長です!

 

SNSの広告でもよく見かけるマウスピース矯正、「実際どうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

「安い」「目立たない」「痛くない」の3拍子そろったマウスピース矯正ですが、

・全然動かなくて追加が必要になった。
・ワイヤー矯正でやり直しになった。

などの口コミも見かけますよね。

 

今回は、マウスピース矯正オタクのわたしが、「マウスピース矯正失敗の可能性」と「始める前に知っておいて欲しいポイント」について包み隠さずお伝えします!

 

マウスピース矯正で失敗した人の口コミ

こちらの患者さんは、マウスピース矯正を始めて奥歯の噛み合わせが悪くなってしまった例です。

 

私がお話を聞いたときは、「ちょっとした前歯のズレを直したかっただけなのに、結局全体がズレてしまった。」と辛そうに話してくださいました。

※ご本人の承諾を得て掲載しております。

 

なんでマウスピース矯正で失敗は起こる?

一般的にマウスピース矯正は3Dスキャナーを用いて歯の動きのシュミレーションをします。

 

「じゃあ、シュミレーション通りにやったら失敗はおこらないんじゃない?」と思っちゃいますよね?

私もシュミレーションを見せてもらったときは、「こんな簡単に治療計画って立てられるちゃうんだ!」と思いました。

 

実はそれは大きな間違いです。

歯医者さんはシュミレーションをもとに、あなたの生活習慣や要望、精密な検査などを踏まえ、さらに綿密な治療計画を立てていきます。

歯列矯正の良し悪しは、歯医者さんの経験や技術にかかっているのです。


これは私が検査してもらった時の3Dシュミレーション!
歯の傾きや高さまで細かく調整しながら説明してもらいました!




マウスピース矯正の失敗パターン

それでは、マウスピース矯正で起こりうる失敗にはどんなものがあるのでしょうか?

これから矯正をはじめる方に知っておいていただきたい4パターンをご紹介いたします。

 

1.マウスピース矯正で噛み合わせが悪くなった

「歯並びはキレイになったけど、噛み合わせがズレた。」

 

これは出っ歯や八重歯を優先して治療した結果、奥歯の噛み合わせがズレることによることが多いようです。

また、一部の治療では「拡大床」という装置で顎を広げた際に判断ミスで噛み合わせが崩れてしまうということもあります。

※拡大床とは、中央の「拡大ネジ」を調節し、歯列の幅を横に広げるための装置です。

まず絶対に知っておいていただきたいのは、
歯列矯正治療の目的には「歯並びをキレイにすること」と「噛み合わせを整えること」の2つということです。

 

歯並びをキレイにすることはもちろんですが、歯並びが悪い状態が続くと、慢性的な肩こりに悩ませられたり、将来的に歯周病となり、歯が抜ける原因にもなります。

将来的の話はいいから、とりあえずキレイな歯並びにしたいなあ

 

わかります。ただ、少し待ってください。

実は、噛み合わせがよくなるともっと美人になれる可能性があるんです。

私はこれが目的で矯正治療を始めました(笑


噛み合わせがよくなると、顎を動かす筋肉や頭を支える筋肉まで整い、顔や姿勢の歪みまで効果があると言われています。

 

矯正を始めるときは気になる部分だけでなく、全体的な噛み合わせについてもしっかり歯医者さんの意見を聞くようにしましょう。

しっかりと経験のある歯医者さんならば、あなたの将来のことまで考え診療をしてくれるはずです。

 

2.マウスピース矯正で出っ歯、すきっ歯になってしまった

 

出っ歯を治すのが矯正じゃないの?

 

と思われたそこあなた。

 

おっしゃる通りです。

 

では、どういった時に出っ歯、またはすきっ歯になってしまうのでしょうか?

 

出っ歯になってしまう理由

出っ歯になってしまうのは、「歯を並べるスペースがない状態で、無理に並べてしまった。」ことが原因であるケースが多いです。

 

一般的に、歯を並べるスペースが少ない場合は、

・抜歯をしてスペースをつくる。
・奥歯を奥に動かしてスペースを作る
・歯の間を少し削りスペースを作る。

といった方法をとります。

 

矯正を悩んでいる方の中には、健康な歯を抜歯することに抵抗がある方いらっしゃると思います。

ただ、抜歯・非抜歯はどちらが良いということもなく、顎や舌の大きさ、元の歯並びに応じて適切な選択があります。

どうしても抜歯が嫌な方は、抜歯”した時”と”しない時”でどんな違いがでるのか、歯医者さんに聞いてみることをオススメします。


 

すきっ歯になってしまう理由

すきっ歯になってしまうのは、前述した「スペースをつくる治療を過度に行なってしまった」時に起こります。

 

矯正治療は、0.1mmといった単位で歯の動きを繊細に調整していきます。

その人にあった治療を施すのは歯医者さんの技術にかかっていると言っても過言でありません。

 

らーゆ社長

納得してから治療を始めましょう。

 

3.追加治療が必要になった

「最初に計画していた枚数でキレイにならず、追加で治療が必要になった」

マウスピース矯正では治療計画を立てる際に、全部で何枚のマウスピースが必要か算出されます。

このマウスピース1枚で、約2mm〜3mm動くとされています。

 

しかし、治療計画もこの2mm〜3mmというのもあくまで”推定”です。

実際には「歯周病の人は動きやすい」「喫煙者は動きにくい」というように、人によって大きく変化します。

 


らーゆ社長

特に自分で枚数を決めることができる格安マウスピース矯正で起こりやすいです。

事前に追加費用が発生する可能性があることを知っておくことが重要です。

結局マウスピース矯正はやめた方がいいの?

ここまでマウスピース矯正の失敗についてお話してきました。

マウスピース矯正を始めようか検討していた方は、余計悩んでしまうかもしれません。

しかし、あくまで今回お話させていただいたのは、起こる可能性のある一部のデメリットです。

マウスピース矯正に限らず、ワイヤー矯正や他の方法にもメリット、デメリットがあります。

最近では、マウスピース矯正で対応できる症例の範囲も広がり、これからより多くの人の笑顔を後押しできる素晴らしい技術であると思います。

らーゆ社長

人生に一度の歯列矯正を素敵な経験にするために、

最後に後悔しないためのチェックポイントをお伝えします!

後に後悔しないためのポイントをお伝えします。

 

マウスピース矯正治療で後悔しないためのチェックポイント!

今回お話させていただいた通り、矯正があなたの望む歯列になるかどうかは歯科医師の技術によるところがとても大きいのは事実です。

「矯正の認定医のいるところを探す」というのもよく耳にします。

ただ、ワイヤー矯正とマウスピース矯正は全くことなる技術。

ワイヤー矯正に詳しくても、マウスピース矯正は全くわからないという歯科医師もいます。

 

そんなこと言われても、歯医者さんはどこを見て選べばいいのかわからない

そんな方は、ぜひ下記の4ポイントをチェックしてみてください!

 

①しっかりと検査を行い、説明をしてくれるかどうか

矯正治療は複数の検査を行う必要があります。

一部の歯科医院では適切な検査をせずに診断を行なってしまうところもあります。

治療を始める前にどのような検査を行うのか、また検査の結果そう言う状態でどういう治療が必要なのか質問するとよいでしょう。

 

②治療方法について選択肢を与えてくれるかどうか

歯科医院によっては特定の治療方法にのみ行なっているところもあります。

歯を抜かない矯正治療を専門にしている歯科医院や、格安マウスピース矯正のみを取り扱っている歯科医院などです。

全てのひとに使える万能な治療法やマウスピースはありません。

自分に適した治療法を提案してくれているか、他に選択肢はあるのかどうか質問して親身になって答えてくれるかどうかは重要な判断基準のひとつです。

 

③しっかりと治療計画を立てているかどうか

実際に治療を始める前にしっかりと、どういう治療を行なっていき、どれくらいの費用がかかるのか説明してもらうようにしましょう。

中には、簡単な検査のあとですぐに契約の決断を要求してくるような歯科医院もあります。

契約をする前に検査の結果と治療について自分で理解しておくことが重要です。

 

④デメリットについても説明をしてくれるかどうか

「キレイな歯並びになる」「噛み合わせがよくなる」というのが歯列矯正の良いところです。

しかし、マウスピース矯正治療にもデメリットはあります。

長い期間、装着時間を守り、虫歯にならないように注意を払い続けるのも簡単ではありません。

マウスピース矯正のデメリットや注意点について、しっかりと説明してくれるかどうかは信頼してく上で非常に重要なポイントです。

もっと詳細に知りたい人は、日本歯科矯正医学会のサイトが参考になりますので、ぜひご覧ください。
引用:https://www.jso.or.jp/html/qanda/q1.html

 

マウスピース矯正でキレイになろう!

 

マウスピース矯正は、「安い」「目立たない」「痛くない」というメリットがあります。

歯並びに悩んでいるあなたにとって、とても素晴らしい治療方法になることでしょう。

しかし、今回の記事で紹介させていただいたように

・噛み合わせが悪くなった
・出っ歯になった、すきっ歯になった
・追加の治療が必要になった

というように失敗する可能性があることも事実です。

後悔しないマウスピース矯正治療にするために、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

私たちORARYは、マウスピース矯正を検討している方のLINE相談も受け付けています。

「自分はマウスピース矯正が合っているかわからない」「始めたいけど歯科医院にすぐに行くのは不安だ」と言う方、

あなたに合うマウスピース選び、歯科医院選びもお手伝いします。

ぜひ一度ご連絡ください。

 

この記事を書いた人

らーゆ社長

日本一のマウスピース矯正マニア。現在マウスピース矯正治療中。
北里大学薬学部卒。
歯医者さんと関わる中で、マウスピース矯正の「安い、目立たない、痛くない」いう消費者の認識と歯科業界の技術のギャップを知る。

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