
こんにちは!
日本中の女性のキレイになりたい!を応援をするORARYのなおです!

マウスピース矯正をしたいけど、
食いしばりや歯ぎしりの癖があって、、、
実際にマウスピース矯正ができるの?

マウスピース矯正をはじめて、食いしばりをしてしまうようになったの、、、

食いしばりや歯ぎしりについて不安に感じる方もいるのではないでしょうか?
今回はマウスピース矯正の食いしばりによる影響と食いしばりの原因、解消方法をお話して行きたいと思います!
Contents
マウスピース矯正と食いしばりの影響は?

食いしばりや歯ぎしりをしてしまうことによる、
マウスピースへの影響はどのようなものがあるのでしょうか?
矯正治療では歯を前後や左右など横方向に移動させます。
しかし、食いしばりをしてしまうと、歯は左右や前後に動きたいのに、
上下からぐっと押さえつけられてしまったら、思うように動くことができません。
また、食いしばりで圧力をかけることによって、歯や歯茎に強い痛みがでることもあります。
特に矯正中は歯を移動させるためにその根っこがグラグラしているので、食いしばりをすることで神経を刺激して、痛みがでやすくなってしまいます。
マウスピースを噛み締めていると起こる悪影響とは?
マウスピースは薄い素材とはいえ、0.75mmほどの厚さがあり上下合わせると1.5mm程度になります。
違和感を感じて慣れるまでに噛み締めてしまっていることがあるようです。
噛み締め続けていると矯正が終わったときに、マウスピースの厚み分奥歯が噛み合わなくなってしまう可能性があるようです。
このような悪影響を防ぐためにも、できるだけマウスピースは噛み締めずに使うようにしましょう。
食いしばり癖のある人のマウスピース矯正のトラブル
食いしばり癖をもっていてマウスピース矯正をする方は、歯の動きと癖により、どうしても矯正用のアライナーが割れやすくなる傾向にあります。
矯正終了後につけて頂くリテーナー(保定装置)が食いしばりなどの癖で破損してしまった例もあります。
歯ぎしりでマウスピースが破損することがあるのか
マウスピースをはめているときに一時的に少しだけ食いしばりや歯ぎしりする程度では簡単には壊れません。
ですが、食いしばりや歯ぎしりをすることが癖になってしまっている場合は別です。
歯を食いしばる力(咬合圧)はとても強いため、マウスピースが耐えきれずに破損してしまう可能性があります。
マウスピースが割れてしまったときに絶対してはいけないこと
自宅で市販の接着剤などを使って修理を試みることは絶対にしないようにしましょう。
少々のひび割れ程度でしたらすぐに医院で修理することができます。
インビザラインのマウスピースはとても精密にできています。ご自身で修理しても、わずかなズレから計画通り歯が動かなくなってしまうことがあります。
破損したまま使用すると歯列に適切な力を加えることができず、矯正効果が得られなくなることもあります。

破損に気がついたらすぐに歯科医院に連絡をしましょう!
食いしばり、歯ぎしりの歯への影響

では、実際に食いしばりや歯ぎしりは歯にどのような影響を与えるのでしょうか?
下記にまとめてみました!
食いしばり・歯ぎしりの影響
・歯の上下で噛む部分がすり減ってしまう
・歯が欠けやすくなる
・歯が割れやすくなる
・歯周病が悪化しやすい
・知覚過敏が起きやすくなる
・治療した歯(差し歯など)が取れやすくなる
このように歯ぎしりで悪影響がでるのは歯だけではなく、歯茎や歯を支えている骨(歯槽骨)にも影響が出てきてしまうのです。
食いしばりと歯ぎしりの違いは?
「食いしばり」と「歯ぎしり」はどちらも舌や歯列が正常な位置におらず、常に強い力で歯を噛みしめている状態です。
歯ぎしりは夜間就寝中に音を立てて自分でぎりぎりと噛む行為です。
寝ている間に無意識に行っているので、歯や顎関節に悪いとわかっていても、なかなか止めることが出来ず、夜の間だけナイトガードと呼ばれるマウスピースをはめている方もおられます。
食いしばりは無意識に歯を食いしばっていることです。
食いしばりをすることによって、歯のバランスを整えようとしているのです。
スマホを触っていたり、テレビを見ていたり、何か集中している時に、上下の歯が当たった状態になっていないか、ご自身で観察してみて下さい。
歯を食いしばる力(咬合圧)はどれくらいあるのか
人の噛む力は、大体自分の体重と同じ位かそれ以上の力がかかると言われています。
人間が思い切り歯を食いしばったときの咬合圧の平均は70kg程度で、睡眠中の歯ぎしりにいたっては顎の骨に500kg以上の負荷がかかっているといわれています。
やはり、食いしばりや歯ぎしりが歯に与える影響はとても大きいことがわかります。
なぜ食いしばるの?食いしばりの原因を解説

誰しも食いしばりはしたくないはず。
食いしばりの原因を知り、食いしばりを解決しましょう!
食いしばりの原因
・詰めものやかぶせものがあっていない
・歯並びが悪い
・ストレスや疲れ
・飲酒や喫煙やカフェインなどの摂り過ぎ
ストレスや不安をため込んでいたり、ニコチン、アルコールの摂取量が多い方というのは、食いしばりを助長します。
食いしばりの症状とは?

では食いしばりをしてしまうことによる症状とは
どのようなものがあるのでしょうか?
食いしばりの症状
・歯が欠けたりすり減ってしまう恐れがある
・筋肉が発達して顔が大きく見える
・肩こりや頭痛になる
・歯周病の悪化
・歯が削れて知覚過敏に
・顎に違和感を感じる
歯がすり減ってしまうことはもちろん、肩こりや頭痛の要因にもなるのです。
食いしばり、歯ぎしりの改善方法
①歯並びを治す
②マウスピース(ナイトガード)を着用する
③口腔筋機能療法(MFT)
④自律訓練法
また、自分でもできる食いしばりを予防するための訓練があります。
食いしばりを予防するための訓練
①自分で意識的に上の歯と下の歯を食いしばる
②力を入れることで歯や歯茎や頬にかかる負担を感じる
③その後、力を抜いて上下の歯の間隔を少し開ける
④今まで歯や歯茎や頬にかかっていた力がなくなったことを意識することで緊張が溶け、リラックスする

こちらのトレーニング法であれば、電車内やトイレなどどこに居てもできるので、
空いてる時間に行ってみてください!
お口の周りの筋肉が緊張状態ですと歯ぎしりが起きやすくなりますので、頬や顎まわりの筋肉を優しくマッサージしてみましょう。
歯ぎしりの原因として挙げられるストレスそのものを緩和させることも歯ぎしりの改善になります。
夜間マウスピース(ナイトガード)の効果
歯科医院などで夜間マウスピース(ナイトガード)なども販売されています。
夜間のマウスピースには、歯ぎしりをなくすことはできませんが、歯への負担を減らしてくれます。
夜間マウスピースをすることによるメリットは以下です。
①歯のすり減りを防止する(その代りにマウスピースがけずれる)
②歯列をマウスピースで連結固定することで、歯ぎしり中の力を歯列全体に分散させる。
1本の歯にかかる負担を低減し、歯が折れたり歯根の破折を防止します。
③歯の位置を保定する(時に提示症例のように正中離開を改善する)
④顎関節の負担を軽減する
※マウスピースをしても歯ぎしり、食いしばりはなくなりません。それゆえ、肩こり頭痛なども直接的には治りません。

もし、矯正前で歯ぎしりやくいしばりで悩んでいる方は、一度歯科医院で相談してみてもいいでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
食いしばりや歯ぎしりは、マウスピース矯正であってもそうでなくても、歯に大きな負担をかけてしまいます。
マウスピース矯正の治療をスムーズに進めるためにも歯ぎしりの癖を改善していくことをオススメします。
歯ぎしり用のマウスピースなどについても、一度歯医者さんに相談してみてもいいかもしれません。

ORARYの公式ラインでも相談をうけつけていますので、お気軽にお友だち追加をしてみてください!
この記事を読んでくださった方の不安がなくなりますように、、、
では、また会いましょう!