市販のマウスピース矯正、実際の効果は?市販と歯科医院のマウスピース矯正の違いを徹底比較!

監修医情報

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ゆりこ先生

・カリタス女子高等学校卒業
・日本大学歯学部卒業
・大学病院矯正科勤務

 
なお

こんにちは!
日本中の女性のキレイになりたい!を応援をするORARYのなおです!

マスクをして生活をすることが当たり前になった昨今。
マスクを外したときの印象ってとっても重要になりましたよね!

最近では、インターネットやドラッグストアなどで市販されているマウスピースを目にすることも多くなりました。

インターネットやドラッグストアなどで販売されているマウスピースは、
歯科医院で作ってもらうものよりも格安のため、気軽に購入しやすく興味を持っている方も多いのではないかとおもいます。

今回は、実際に市販のマウスピースには矯正の効果があるのか、歯科医院で行うマウスピース矯正との違いを徹底比較します!!

市販と歯科医院でのマウスピース矯正を比較!

なお

市販のマウスピース矯正と歯科医院でのマウスピース矯正の違いを比較をまとめてました。

市販のマウスピース歯科医院のマウスピース
価格数百円〜数千円数万円〜100万程度
治療期間数週間〜数ヶ月程度半年〜2年程度

市販のマウスピース矯正のメリット

歯科医院でのマウスピース矯正に比べて、圧倒的に費用が安く
歯科医院に定期的に通わなくてもいいため、手軽に手を出しやすいというところがメリットです。

市販のマウスピース矯正のデメリット

市販のマウスピース装置は、お湯で装置を温めて柔らかくした状態でお口に入れてかむことで自分の歯型に合ったようになるものや、決まった形のマウスピースを歯にはめるといった製品が多いようです。

ですので必ずしも自分の歯並びに合うとは限られません。

また、日本人の場合、あごのスペースが足りず歯が並びきらないために歯並びが悪くなっているケースが多く、矯正を行う際に抜歯して歯がおさまるスペースを作る必要があります。

なので市販のマウスピース矯正をつけても望むような口もとは手に入らない可能性が高いのです。

「マウスピースを自分ではめるだけ」と聞くと簡単なことのように思えますが、歯を動かすことにはリスクをともないます。
例えば、歯に力をかけすぎることで歯根が吸収されてしまい、歯が抜け落ちてしまうなどの危険もあるのです。

また、歯科医師や歯科衛生士の目が行き届かないので、衛生面でもリスクが伴います。

しっかりと自分の歯にフィットせず、歯や顎に痛みが出る、口が閉じられなくなった、逆に歯並びが悪くなった、などといった危険性もあるようです。

なお

価格が安く手軽に始められますが、

怖い危険がたくさん潜んでいるんですね…

市販のマウスピース矯正の金額

市販のマウスピースは数百円〜数千円で購入することができます。

それに比べ、歯科医院でマウスピース矯正をする場合、種類によって異なりますが、
総額で数十万円〜100万円程度かかります。

市販のマウスピース矯正の治療期間

市販のマウスピース矯正の治療期間は数週間から数ヶ月。と記載されている記事もありますが、個人の判断での治療となるため、ゴールが定かではありません。
歯科医院での治療は、歯科医とゴールをしっかり決めて治療することができます。

市販のマウスピース矯正の効果はなし!むしろ危険!?

ある程度歯列が整っていて、スポーツなどで歯を食いしばる習慣があったり、歯ぎしりの習慣があるため、歯を守るためのマウスピースがほしいという場合には使用可能です。

ですが、市販されているマウスピースは、基本的に歯を動かすものではありません。

そのため矯正の効果はありません。

市販のマウスピースをつけて「歯や顎に痛みが出た」「口が閉じられなくなった」「余計に歯並びが悪くなった」といった症例もあるようです。
安価で手軽に購入でき、手軽に始めることができますが、市販のマウスピース矯正には多くの危険が伴うのです。

市販のマウスピースの使用目的

スポーツなどで歯を食いしばる習慣があったり、歯ぎしりをする習慣があるなど、歯を守りたいという方は市販のマウスピースでも効果はある程度あるかもしれません。

とはいえ、自分の歯にフィットせず、歯や顎に痛みが出る、口が閉じられなくなった、などといった悪影響がでる場合があります。

スポーツなどの食いしばり​​予防であっても、歯科医院で自分にあったマウスピースを作るのが理想でしょう。

マウスピースの種類

マウスピースは大きく分けて4種類あります。

マウスピースの種類

歯並びを整えたい場合は「歯列矯正用」

「睡眠用」のナイトガード
寝ている間に、歯の噛み締しめていたり、歯ぎしりをしてしまっている人におすすめです。
歯や顎に大きな負担がかかり、睡眠の質にも影響し健康的にも良くありません。

「いびき」などの防止に役立つ特殊な形状のもの
寝ている間の「いびき」や睡眠時無呼吸症候群などが気になっている方におすすめです。

「スポーツ用」のマウスガード
筋トレなど運動中の歯の保護にはスポーツ用のマウスガードが効果的です。

市販のマウスピースは種類も豊富ですが、それぞれ自分の歯に合ったマウスピースを歯科医院で作ることが可能です。

マウスピース矯正の口コミ

市販のマウスピースの商品の口コミを見ても、かみ合わせが悪くなった。や、自分の口に合わず出血した。などのレビューが多く見られました。

やはり自分の口にあったマウスピースを装着しなければ、更に悪化する事例もあるようです。

まとめ

安価で手軽に始めることのできる市販のマウスピース矯正ですが、トラブルなどデメリットが多く、安さの裏側には恐ろしい危険性がたくさん潜んでいます。

矯正歯科治療とは、しっかりとした治療計画に沿って行われるべき医療行為であり、誤ったマウスピース型製品の使用は予期せぬ大きな問題を引き起こす可能性があります。

歯並び矯正というのは、「硬い骨に埋まった歯を無理やり動かすこと」です。

本気で矯正をしたい!という方は、一度歯医者さんに相談してみましょう。

なお

歯医者さんに行くのはハードルが高いと感じる方は、
ORARYの公式LINEでも相談を受けつけていますのでお気軽にご相談ください!

この記事を読んでくださった方が、笑顔で過ごせますように!
では、次回の記事をお楽しみに!

この記事を書いた人

なお

オーラルケアグッズオタク。 栄養科学部卒業 。
ORARYのマーケティング事業部でSNS担当。
女性のキレイを応援するために日々オーラルケア情報を勉強中!みなさん一緒にきれいになりましょう!

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