
こんにちわ!人の歯並びをついつい見てしまうORARYのまっきーです!
この記事はすでに矯正のマウスピースをつけ始めている方向けの記事です。
マウスピース矯正は1日20時間以上マウスピースを装着します。
そのため、きちんとケアしないと以下のようなことが起こります。
Contents
矯正用マウスピースのお掃除方法
マウスピース矯正のおすすめの掃除方法は以下の3つです!
- 抗菌スプレー(イータック)
- 洗浄剤
- 超音波洗浄材
商品価格と月額換算したときのランニングコストを比較しました。
商品 | 商品価格 | 月のコスト | 手入れ頻度 |
---|---|---|---|
抗菌スプレー (イータック) | 2,000円 | 1,000円 | 毎日 |
洗浄剤 | 1,000円 | 200円 | 週1 |
超音波洗浄剤 | 935円 | 50円 | 週1 |
1つ1つご紹介していきます。
イータック(抗菌スプレー)
イータックオーラルケア24は人気すぎて品薄になっている矯正用マウスピースの抗菌スプレーです。

イータックはマウスピースを洗うのではなく「そもそも菌を繁殖させない」という方法です。
抗菌作用が働くことで、細菌が繁殖することによる嫌な粘り気が発生しにくくなります。
あとでご紹介する洗浄剤は除菌作用がありますが抗菌の持続作用はありませんでした。
イータックは最近注目されていてマウスピースに3~4プッシュふきかけるだけで、
約24時間抗菌効果が持続します。

実際使ってみると飲食前にマウスピースを外したときの感覚が全く違いますので是非試して欲しいです。
ただしイータックは
- 1本20ml
- 価格:2,000円
- 約2~3ヶ月分
と若干ランニングコストはかかるのがネックです。
ただし、その価値は十分にあると思います!
使い方も手間なく簡単なので忙しい方にも嬉しい仕様です。

ケアを安く済ませるなら洗浄剤
ランニングコストはできる限りかけたくない、という人は
歯ブラシでこすり洗い+洗浄剤を使う方法がおすすめです。
シーンごとの洗い方は以下の通りです。
外出時:流水で指先を使ってこすり洗い
帰宅時:歯ブラシでこすり洗い+洗浄剤
■外出時の注意点
- 外出時にマウスピースを外した際、なるべく早く洗うようにする
- マウスピースは歯と同じようにくぼみに汚れが溜まりやすい
- 洗った後は清潔なタオルなどで乾かしてからケースにしまう
→水滴や唾液がついたまま放置すると、雑菌が繁殖したり変色や臭いの原因となります
■帰宅時の注意点
- 歯ブラシで強くゴシゴシ洗うのはNG
- 研磨剤の入った歯磨き粉を使うのもNG(研磨剤の入っていない歯磨き粉であればOK)
→マウスピースを傷つける要因となります。優しく丁寧に洗うようにしましょう。
また、歯ブラシだけでは洗いきれず臭いや汚れが気になってくることもあると思います。
その際は、マウスピース専用の洗浄剤を使用します。
洗浄剤

洗浄剤は適量の水に錠剤を入れておくだけなので手間がかからず簡単なのが良いです。
■洗浄剤の使い方
① マウスピースを常温の水で洗う
② 90ccの温水(40℃)で、洗浄剤を1袋溶かす
※マウスピース自体が変形するため熱湯は使わない
③ マウスピースを15分間浸す
④ 15分後、ゆっくりと溶液をかき混ぜ、マウスピースの汚れを落とす
(やわらかい歯ブラシで軽く磨いても良い)
⑤ 最後に常温の水でよく洗い流す
洗う頻度:週1、2回程度がおすすめ
超音波洗浄機
他にもおすすめできるものとして超音波洗浄機があります。
超音波洗浄機は歯科医院にも置かれており、超音波によって汚れを浮き上がらせて磨きにくいところまで細菌を除去することが可能です。
水だけでも十分に汚れを取り除けますが、専用の洗浄剤を使うとブラッシングも不要なほど清潔な状態になります。
お金に余裕がある方は購入を検討しても良いかと思います。

矯正用マウスピースのお手入れ方法を使い分けるコツ
お手入れ方法は以下のように使い分けてみてください。
普段のケア:手洗い+歯ブラシ、イータック
週1,2のケア:洗浄剤、超音波洗浄機
普段のケアは歯ブラシで十分
普段のケアとしては外出先では手洗いになるかと思います。手でマウスピースを擦りながら水で汚れを洗い流してください。
帰宅時には柔らかい歯ブラシで細かい汚れを取り除いてください。歯磨き粉はつけなくて大丈夫です。

歯ブラシだけではお手入れが難しい場合
また、歯ブラシだけでは洗いきれず、臭いや汚れが気になってくることもあると思います。
その際は、マウスピース専用の洗浄剤を使用します。
洗浄剤は大きく分けて「つけ置きタイプ」と「泡タイプ」の2種類があります。
つけ置きタイプ:適量の水に錠剤を入れ、そこにマウスピースを入れて洗浄する方法。商品によって5-15分程度つけておく必要があるため帰宅時に行うのがおすすめ。
※長時間浸けたまま放置するとマウスピースが劣化する原因になるため注意が必要
泡タイプ:ボトルに入っている泡の洗浄剤をかけるだけ。1分程度で終わるため気軽に使用が可能。ボトルは持ち運びできるコンパクトなサイズもあり、外出先でも使いやすい。
マウスピースが変色しないための注意
マウスピースはもともと透明ですが、気をつけないと簡単に変色してしまいます。
目立たないためのマウスピースが変色すれば余計目立ってしまい本末転倒です。
以下のことには注意しましょう。
白い汚れの原因は?
白くヌメヌメした汚れはいわゆるプラークという細菌のかたまりです。これは唾液の成分によって歯石が付着することで起こります。
歯のケアと同じように手洗いや歯ブラシで取り除けば、綺麗な状態のマウスピースに戻りますので安心してください。
変色させないための日々の注意点
変色させないためには定期的に汚れを取り除いて、マウスピースを清潔な状態に保つことが重要です。
- 朝起きたら必ずマウスピースを手洗いする
- 装着したまま飲食や喫煙をしない
- 飲食が終わった後は口をゆすぐなど汚れを落としてから装着し直す
- 夜寝る前にもマウスピースを手洗いし、清潔な状態にしてから装着する
■水以外は絶対に飲まない
マウスピースを装着している間は基本的に水以外の飲料は口にしないようにしてください。
コーヒー・紅茶・赤ワインといった飲み物はもちろん、カレーなども言語道断です。歯の着色汚れになりやすいものはマウスピースにも色がつきやすいです。
気をつけるべき意外な飲み物はスポーツドリンク。着色汚れはないですが、装着したまま飲んでしまうと虫歯になるリスクが高まります。
これらの飲料をどうしても飲みたい時には必ずマウスピースを外し、飲み終わった後は口をゆすいだり歯みがきをしてからマウスピースを装着するようにしてください。
■タバコもニコチンがつくのでNG
喫煙者は飲食時だけでなく、喫煙の際も気をつけなければなりません。タバコもニコチンが着色汚れとなるように装着中に喫煙するとマウスピースが変色してしまいます。
もちろん紙タバコだけでなく電子タバコも同様にNGです。
喫煙者のマウスピース矯正は特につらいかと思いますがなんとか乗り越えましょう。
ケースに保管する
ケースを清潔に保つことも重要です。

基本的にマウスピースをきれいにしてからケースにしまえば、そこまでケアする必要はありません。
ただし外出先などで洗うことができないままケースにしまったり、乾かさないで濡れたままケースにしまうとケースにも細菌が繁殖してしまいます。
ケースはマウスピースのように繊細なものではないので、手洗いでもいいですし、除菌シートやイータックを使うなどでも大丈夫です。
まとめ
マウスピースは食事の際など1日に何度も外すシチュエーションがあります。
その都度手洗いをするにしても、細かい汚れまで取りきれていないと汚れや臭い、変色の原因となります。
- 抗菌スプレー
- 洗浄剤
- 超音波洗浄機
などそれぞれの用途にあった方法でマウスピースを清潔な状態に保ちましょう。
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